イスラエルのスタートアップ企業・Kenshooは2009年2月9日、同社の検索連動型広告管理プラットフォーム「KENSHOO SEARCH」に、除外キーワード(negative keywords)の管理機能を搭載したことを発表した。
KENSHOO SEARCHは第3世代の検索広告管理プラットフォーム。同社が掲げる「クオリティ・マネジメント」のコンセプトに基づき、高い広告品質と適合性を得るために検索キャンペーンのあらゆる側面の自動化と最適化を行うためのツールを提供する。KENSHOO SEARCHは日本国内ではアイレップが代理店として取り扱っている。
新規に追加された除外キーワード管理ツールは、特定の広告が表示されるのを防止したり、無関係なトラフィックの獲得を防止することにより、より価値のあるキーワードやユーザに広告が表示される機会を増やすことでROIを改善することができる。
除外キーワードの取扱は検索広告媒体によって異なるが、KENSHOO SEARCHに実装された除外キーワード管理ツールは、自動的かつシームレスに処理することで、運用管理者はこの差を意識せずに除外キーワードを複数の検索広告を横断して管理することが可能。複雑な除外キーワードのリストを一元管理することで大幅な作業と時間コストの削減にもつながるとしている。
すでにKenshooの顧客が除外キーワード管理ツールを利用しており、ROIが上向きになっているという。同社によると、平均してクリック率(CTR)が40~80%、ROIが20%~60%、コンバージョン率(CVR)が30%~50%、売上が30%~50%、改善が見込めるという。
Kenshooの顧客で除外キーワード管理ツールを使用した米CafePressのアクイジションマーケティング担当シニアマネジャー・Jeremy Post氏は、同ツールはキャンペーンの品質を高めるだけでなく、キーワードのコピペを何度も何度も繰り返す手間暇を大幅に省いてくれたとコメントしている。
Kenshoo
Kenshoo Unveils Negative Keywords Management for Positive ROI [Kenshoo]