米Googleは2009年4月21日、人名検索に対応したことを公式ブログで明らかにした。
私たちは名刺交換をした後やこれから会おうとする人物について人名で検索する機会があるが、同姓同名の異なる人物へのリンクが表示されたり、あるいは該当する人物だが古いプロフィールへのリンクや大学・高校時代に参加した大会での記録ページへのリンクが掲載されるなど、必ずしも私たちが欲しい情報が得られるわけではない。今回のGoogle人物検索はこうした問題を解消する。
Googleは人物名のクエリで検索されたとき、ウェブ検索結果の最下部に該当人物のGoogle Profile(プロフィール)へのリンク表示を開始した。たとえば、私の名前(Takahiro Watanabe)で検索すると、画面の最下部に私のGoogle Profileへのリンクが表示される。また、MySpaceやFacebook、Classmates、LinkedInへのリンクもあわせて掲載される。
Googleは従来、Google ProfileのユーザプロフィールへのURL形式を意味のない英数字の文字列の羅列で表現していたが、先日よりアカウント名(たとえば私の場合はtakahiro)のシンプルでわかりやすい形式に変更していた。このことから、一部でGoogle Profileのページのアクセシビリティを高めウェブ検索を通じてアクセス可能にする準備を始めたのではないかといわれていたが、今回、それが正式に人物検索として実装されるという結果となった。
Search for "me" on Google [Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2009/04/search-for-me-on-google.html