米Microsoftは2009年6月3日、新検索エンジンBingのモバイル版「Bing for mobile」を公開した。現在、米国内の携帯電話からのみ利用可能。アドレスはb.bing.com。
Bing for mobileは、GoogleモバイルのGoogle Wireless Transcoder同様、PC向けウェブページをモバイル端末用に自動的に再フォーマットする機能を搭載する。ただし、単にフォーマットするだけでなく、閲覧したいエリアを簡単に参照できる新機能「ページイメージマップ」を搭載している。
ページマップは、PCウェブページを構成する要素を分析し、ナビゲーションエリアや本文、フッターなどのエリアを特定する。次に、それぞれの要素エリアを境界線で分けて(上のキャプチャのピンク色の線)、数字を割り当てたページ全体のイメージマップを作成する。検索利用者は、このページイメージマップから、閲覧したいエリアの数字を入力すると該当箇所が拡大され、文章を読める仕組みだ。ページ全体の構成が把握できるだけでなく、閲覧したい場所をピンポイントで参照できる。
実際にBing for mobileにアクセスしていくつかのPCページを閲覧してみたが、適切にページ分割ができており、非常に閲覧しやすいというのが感想だ。イメージマップを使った閲覧には、検索設定で「optimize web pages for your phone」を有効にする。
その他は、従来のLive Search Mobileを踏襲。あらかじめ場所を登録しておくと、たとえば「カフェ」と検索すると最寄のお店を地図上に表示する。場所は3箇所まであらかじめ登録できる。また、Directionsを使うと現在地から目的地までの道案内をしたり、
Bing for mobile
Bing 411
http://www.discoverbing.com/mobile/411/
Bing help
http://m.bing.com/search/search.aspx?A=help
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試しました。イメージマップの機能が素晴らしい。