Google Webmaster Central Channel より、Google Matt Cutts氏がビデオでSEOの質問に答えています。今回は「GeoTag(ジオタグ、Geotagging)は検索順位に影響するか?」です。
Geotagginとは、ウェブや画像、ビデオ、RSSなどのメディアに経度や緯度などの位置情報をメタデータとして付与すること。このGeotagging情報がデジタルコンテンツのロケーション判定の材料として利用されるのか?というのが質問です。つまり、google.co.jp(Google JP)の検索結果にウェブや画像を表示するためには、対象コンテンツが「日本(日本語)」であると検索エンジンに認識させる必要がありますが、ジオタギングはその手助けになるのでしょうか?
Matt Cutts氏の回答は、参考にしていないとのこと。サイトやウェブページの属性地域判定は、サーバのIPアドレスやドメインの種類(gTLD、ccTLD)、ウェブマスターツールでの地域設定などの情報を参考に行っており、適切なドメインや設定を行うことでGoogle(検索エンジン)に位置を認識させるようアドバイスしています。
たとえば、フィンランド国内のユーザを対象に開設したサイトで、Google Finlandでの検索結果にサイトを含めたければ、ドメイン.fiでサイトを開設したほうがよい、ということです。