株式会社Jストリームは2009年11月26日、同社が配信する企業の公式映像コンテンツをYahoo!JAPAN動画検索サービスで検索可能にするトライアルサービスの提供を開始した。
GoogleやYahoo!、Bingの動画検索サービスの検索対象は、主にYouTubeやニコニコ動画、Dailymotion、Ameba Visionなど、主に動画共有サイト上の動画コンテンツ(シェアード型)。企業の公式サイトで提供されている動画コンテンツ(ホスト型)を、動画検索サービスを通じて探し出すことは比較的困難な状況になっている。
今回のトライアルは、Jストリームが同社の顧客企業の映像コンテンツのインデックスをYahoo!JAPANに提供することで、キーワード検索を可能にした。パナソニックやシマノ、大和證券グループなど11社約3000タイトルが検索可能になるという。
たとえば、「石川遼 動画」と検索すると、プロゴルファー・石川遼選手の動画が自然検索最上部に4件並び、その3つはPanasonic社の公式サイトでホストされている動画となっている(2009年11月26日20時時点)。
今後、ネットレイティングス株式会社の解析ツールSiteCensusのビデオ分析サービスを利用して、動画検索経由の映像コンテンツの視聴傾向分析を提供する計画。
Yahoo!動画検索は、Woopieの動画検索技術とインデックス情報の提供を受けているほか、ニワンゴなど動画コンテンツを保有する会社からのインデックス情報も受けることで検索サービスを提供している。
JストリームはYahoo! JAPANの提供する動画検索サービスにおいて、企業の公式映像を検索可能とするトライアルを実施 [Jストリーム]