米AdGoorooは2010年1月19日、2009年第4四半期の検索マーケティング市場を総括したホワイトペーパー「Search Engine Advertiser Report」をリリースした。
同レポートによると、2009年12月にGoogleの全アクティブ広告アカウントの5.3%程度に相当する3万の広告主がアドワーズ広告の利用を停止。これに伴い、過去12ヶ月に渡り順調に推移してきた 1キーワードあたりの広告数(Ads Per Keyword)も前月の5.48から4.99に減少した。ただし、この影響は限定的だとしている。
Googleを利用する米小売上位80社の広告予算消化額は堅調で、同年第4四半期は前期2億6,400万ドルから12.5%成長の2億9,800万ドルに達している。
米国を含む海外市場の検索エンジン別の広告主の割合は、Googleが81.0%、Yahoo! 26.7%、Bing 11.6%だった。
検索広告の予算金額が多いトップ25の企業として、Googleは amazon.com、ask.com、att.com、bing.com、eBay.com、mapquest.com、sears.com などの名前が挙がっている。