米Googleは2010年1月22日、検索に対する答えに相当する文言をボールド表示して目立たせる"answer-highlighting"(アンサーハイライティング)機能を追加した。
非構造化されたウェブページから収集した情報を構造化して検索可能にするGoogle Squaredの研究から生まれた機能。"answer-highlighting"は建造物の高さ(empire state heigh)や著名人の死去した年(john lennon died)など、事実を尋ねる検索クエリに対して、答えを含む文章をスニペット(説明文)に表示するとともに答えに相当する文字列をハイライト(ボールド)表示して目立たせる。ユーザはこうした単純な質問を検索する場合に、リンク先をクリックせずに必要な情報を得て検索タスクを完了できるようになる。
"answer-highlighting"は数日内にgoogle.com(英語版)で利用可能になる。
Understanding the web to make search more relevant [Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2010/01/understanding-web-to-make-search-more.html
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単純にリンク候補を表示する検索エンジンではなく、ユーザの課題や疑問を解決する解決エンジンへと向かう。Bingも同じ方向だけど両者で微妙に異なるアプローチをとっているところがおもしろいですね。
gogle.comで「富士山の高さは?」(mt fuji height や how tall is mt fuji など)で検索すると、検索窓直下のサジェストで3776メートルという答えが表示されるようになっていました。