米Googleは2012年12月22日、パンダアップデートの更新を実施したことを公式Twitterにて明らかにした。通算23回目。
New Panda data refresh rolling out: ~1.3% of English queries noticeably affected. Background: goo.gl/rvMZj
— A Googlerさん (@google) 12月 21, 2012
パンダアップデートは、ユーザーの役に立たない、薄っぺらなコンテンツが検索上位に表示されないようにする一方、品質の高い、訪問者に有益なコンテンツを提供するサイトを適切に評価しようとするランキングアルゴリズム。2011年2月に導入され、2012年7月には日本や韓国にも適用された。
今回のパンダアップデートの影響は、検索全体の1.3%程度。前回(Panda Update 22、2012年11月21日実施)時は0.8%だった。
なお、Googleがホリデーシーズンに検索アルゴリズムの更新を行うことは珍しい出来事。同社は2003年11月に大規模な検索アルゴリズムの更新(通称フロリダアップデート)を実施した時に世界中のメディアやウェブマスターからの批判を受けて以後、感謝祭からホリデーシーズンにかけての変更は基本的には実施していない。
※ フロリダアップデート:ヒルトップアルゴリズムの導入、類義語認識強化などが行われた