Googleが今夏に導入した、Googleウェブマスターツールを通じた手動対策ビューアに、新しいレポート形式を追加した。
手動対策ビューアはウェブマスター向けガイドラインに違反しているために手動対策が実施された際に、おおまかな問題の内容を表示する機能。今回追加されたのは「画像の不一致」(Image Mismatch)と呼ばれる報告。
Googleによると、「画像の不一致」はサイト上で表示される画像の一部がGoogleの検索結果ページに表示される画像とは異なる場合。ホットリンク禁止ツールにより発生している可能性もあるという。
検索利用者が検索結果画面で閲覧した内容と、そのリンク先にある内容が異なることは検索体験を大きく損ねることになるため、検索エンジン会社はこうした状況を許容しない。
手動対策(manual action)は、Google担当者の目により同社ウェブマスター向けガイドラインに違反していると判定されたサイトに対する、ウェブスパム対策の1つ。対象サイトを検索結果に表示されないようにしたり、掲載順位を下げるなどの措置が講じられる。再び検索結果に掲載されるようにするために、サイト運営者は問題箇所を解決してGoogleに再審査リクエストを送信する必要がある。
画像の不一致 Googleウェブマスターツール