SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

Google、手動対策ビューアに「画像の不一致」レポートを追加

Googleが今夏に導入した、Googleウェブマスターツールを通じた手動対策ビューアに、新しいレポート形式を追加した。

手動対策ビューアはウェブマスター向けガイドラインに違反しているために手動対策が実施された際に、おおまかな問題の内容を表示する機能。今回追加されたのは「画像の不一致」(Image Mismatch)と呼ばれる報告。

Googleによると、「画像の不一致」はサイト上で表示される画像の一部がGoogleの検索結果ページに表示される画像とは異なる場合。ホットリンク禁止ツールにより発生している可能性もあるという。

検索利用者が検索結果画面で閲覧した内容と、そのリンク先にある内容が異なることは検索体験を大きく損ねることになるため、検索エンジン会社はこうした状況を許容しない。

手動対策(manual action)は、Google担当者の目により同社ウェブマスター向けガイドラインに違反していると判定されたサイトに対する、ウェブスパム対策の1つ。対象サイトを検索結果に表示されないようにしたり、掲載順位を下げるなどの措置が講じられる。再び検索結果に掲載されるようにするために、サイト運営者は問題箇所を解決してGoogleに再審査リクエストを送信する必要がある。

画像の不一致 Googleウェブマスターツール

https://support.google.com/webmasters/answer/3394137?hl=ja

COPYRIGHT © 1997-2021 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ(お仕事の相談、講演依頼など)

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。