米GoogleウェブスパムチームトップのMatt Cutts氏が、今週も新たに特定のリンクネットワークを無効にしたことをTwitterで公表した。
"Our installation code/software used to publish the sold links is not detectable by the search engine bots." Au contraire!
— Matt Cutts (@mattcutts) 2013, 12月 13
今回、Googleから"制裁"を受けたリンクネットワークは BackLinks.com。このリンクネットワークも検索順位を操作する目的で構築された、ブラックハット(迷惑手法)なリンクネットワーク。同サイトはGoogleに補足されないことを自慢としていたが、あっさりとGoogleに発見され、対処されたようだ。
Googleは先週もAnglo Rankというリンクネットワークサービスを遮断するなど、立て続けに複数の検索順位操作目的のリンク発信ネットワークを検索結果から排除している。未だに外部からのリンク購入に依存して検索トラフィックを獲得している企業は、Googleが対策に力を入れており、永続的な効果はまず望めないことを理解しておくと良いだろう。
Backlinks.com Just Got Hit! Cutts Tweet
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外部リンク販売ビジネスは、もう無理だと思うんですよ。日本でも某企業が中国やタイの拠点でスパムリンクを大量生産して日本に輸出するグローバルな?SEOビジネスを試みましたが見事に失敗しましたし。クラウドソーシングでライターを集めてしょうもないコンテンツを大量生産させるビジネスにシフトしつつある企業もあるようですが、ゴミコンテンツを大量生産するビジネスも長く続かないのは明らかでしょう。