Google UK 勤務のPierre Far氏(Webmaster Trends Analyst)は2014年10月21日、自身のGoogle+アカウントへの投稿で、最新のペンギンアップデートは先週金曜日(10月17日)にロールアウトされたことを明らかにした。
ペンギンアップデート3.0は全世界に向けて展開されている。米国の英語検索結果の1%未満の検索クエリに影響すると述べているが、他の言語・地域での影響については言及していない。今回のアップデートにより、前回(ペンギン2.0)の更新時に問題視されたウェブスパム要素を取り除いたWebサイトが救済される一方、新たに発見されたスパムサイトの順位は下げられることになるとしている。
なお、ペンギン3.0は全世界でゆるやかに展開されており、完了まで数週間かかる見込みだという。
先週ペンギン3.0開始の兆候がTwitter等で報告された時も、国・言語によって順位変動が始まった推定時刻が異なっていたことからも裏付けられる。日本国内は別記事『ペンギンアップデート3.0 傾向と対策』で報告している通り、すでに検索順位が変動している。