米Google は2014年12月10日、現在のペンギンアップデートは最適化を行いながらライブ更新されていることを明らかにした。同社広報担当が Search Engine Land に語った。
That last big update is still rolling out — though really there won’t be a particularly distinct end-point to the activity, since Penguin is shifting to more continuous updates. The idea is to keep optimizing as we go now.[Google Spokesperson]
最新の大きなペンギンアップデートは引き続きロールアウトされている。しかし特に明確な(アップデート)作業完了時点が用意されているわけではなく、ペンギンは絶え間なく更新されるように切り替えているとのことだ。ライブ更新により常に最適化を維持することが狙いだ。
9月末以降、Googleオーガニック検索順位の度重なる変動が確認されていたが、この背景にはペンギンの更新タイミングがある一時点での適用から、継続的な更新適用に変化したことがあったようだ。
元々ウェブスパム排除を主目的としたペンギンアップデートは、Google システム内部でデータ処理が完了後のある特定の時点で更新が処理されてきた。直近のペンギン3.0は2014年10月に行われたが、その前のペンギン2.1は1年前に遡る。今後は日常のランキング処理と平行して当たり前のものとなりそうだ。
ペンギンが継続的更新に変化することでウェブマスターサイドにどのような影響があるのかについて Google は言及していない。ただ、問題のあるリンク削除やリンク否認リストを Google 送信後に、それが検索結果に反映されるまでの時間は短縮される可能性はありそうだ。
Google To Continuously “Optimize” The Penguin Algorithm As It Goes
http://searchengineland.com/google-says-penguin-shift-continuous-updates-210580
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最近は少し変動してもほぼスルーしますが、関わっているサイトに無視できない影響が+でも-でも出たり、充分にアクションに繋げられるようなものもあったり、何より自分の常識とは違うレベルの動きになるとひと通り把握できるまで気になって気になって…… そしてこの時間なわけでorz
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2014, 12月 9
辻さんよかったですね原因わかって。