検索エンジンはインターネット上に点在する情報を探し出すためのツールであるが、この検索エンジン上で日々入力されるキーワードを集計・分析することにより、世の中の関心事がどこに向いているのかを知ることもできる。実際に今どんなキーワードが入力されているのか、どんなキーワードがよく検索されているのかといった情報は、検索ポータルサイトが提供しているキーワードランキングデータを見ることで無料で入手できる。
いま検索されているキーワードは何?
検索エンジンはインターネット上で自分の必要とする情報を探すためのツールとなっているが、この検索エンジンでユーザーに入力・検索されている言葉を見ることによって、いま世の中でどんな話題や物事に関心が集まっているのかを知ることができる。
主要検索ポータルサイトは毎週あるいは毎月、よく検索されたキーワードをジャンル毎に集計して発表している。例えば infoseek や NAVER、Attayo (BIGLOBE) といったポータルサイトは毎週ウェブ上でジャンル別人気キーワードトップ10を掲載している。
また、@nifty の提供する @search (アット・サーチ)は、「瞬!ワード」という毎時間毎に検索キーワードを集計している。瞬!ワードは急激に増加した検索キーワードの上位を表示しているので、リアルタイムで世の中の関心がどこにいっているのかを知ることができる。例えばサマージャンボ宝くじの当選発表日の時刻が迫ると「サマージャンボ」というキーワードがトップ10に入ってくる。また、高校野球の結果を調べる人が増えるのか毎日夕方になるとキーワード「高校野球」の検索回数が増えてくるといった具合だ。
ただ、これらのポータルサイトが提供するキーワードランキングはあくまで集計した結果、検索回数の多かった上位のキーワードをリストアップしているだけであり、今どんなキーワードが検索されているのか個別に知ることがはできない。
もちろん世の中の関心事がどこに向かっているのかを知るには検索回数の多いキーワードだけを見れば十分であるが、日常的にユーザーがどんな言葉を入れているのかを知りたいという方もいるだろう。
それを知るツールが実はずっと昔から Excite が提供している。それが「Excite サーチストリーム」というものだ。画面最下部にこっそりとリンクがおかれているだけなので知らない人が多いのだが、まだ Excite が Google と提携するよりもずっと前から設置されているサービスだ。
サーチストリームを利用すると、今 Excite の検索ボックスで検索されている言葉がリアルタイムで表示されていく。これを見ていると大多数のユーザーは本当にどうでもいい事(失礼)を探しているんだということがわかる。
時間がある時にずっとこのサーチストリームを見ていると、時間帯によりユーザーの探索している情報の偏りやキーワードの入力の仕方のクセ、恒常的にどんなキーワードが入力されているのか、等色々な事が見えてくる。ぜひヒマな時にでも使ってみて欲しい。
関連リンク
http://www.excite.co.jp/search_stream/
http://search.biglobe.ne.jp/index-sq.html
@nifty 瞬!ワードhttp://www.nifty.com/search/shun/
freshEYE 今週の早耳キーワード (キーワードランキング)
http://mailmag.fresheye.com/form/hayamimi/index.html
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