「検索結果に掲載されているWeb が広告だとわかったら、裏切られた気分だ」 - 米Consumer WebWatchがそんな調査報告を出しています。
60%の知識ある米国インターネットユーザーは検索結果に広告が入っていることを知らないし、広告だとわかったら「裏切られた気分でいやだ」と答えています。
Two in five link selected by the participants were paid-for results, which can be seen as an outstanding success for the likes of Overture, Google and eSpotting. Alternatively, it can be seen as the "betrayal" felt by the ethnographees when they were told that some of their results were paid for.
この文章の後に次の一文が続くのですが、
Prior to this, they had "trusted search engines to present only the best or most accurate, unbiased results".
ユーザーは「(金銭などによる)バイアスのかかっていない適切な検索結果」を望んでいるし信用するということです。Google はこれを目指していますね(だからアドワーズ広告は右側に表示される)。
[Source]
Consumers don't trust paid-for search [The Register]
The Register の記事は 2003年3月の時のものですが、日本でも2003年12月にインターネットコムとインフォプラントのインターネット調査で、「検索結果のPR、37%が「嫌」」という結果も出ています。まだまだ検索結果に有料と無料のリスト(PPC広告とアルゴリズム検索のリスト)が混じっていること自体に気が付いていないユーザーが多いですが、それに気がつかれたら「いやだ」と思うユーザーは日米ともに少なくないのですね。
[Source]