米国大手PPCプロバイダーの1つ、米FindWhat.com が 米 Ingenio 社と提携、新たに"Pay Per Call" (コール課金(?)型の検索連動型広告(キーワード・ターゲティング広告)サービスを開始することを明らかにした。
"Pay Per Call" ™ (ペイ・パー・コール) は、ユーザーから電話がかかってきたら課金するサービス。具体的には、オンラインユーザーが検索エンジンで検索をした時に、検索結果ページに広告を表示する。この広告には Ingenio 社が用意した特別な電話番号が掲載される。検索したユーザーがこの番号に電話をかけてきたらその広告主のところに繋がるわけだがここで課金される仕組み。
従来の検索連動型広告は、前提として広告主がWebサイトを持っていることだったが、このペイ・パー・コール型では広告主はWebサイトを持っている必要がない。米FindWhat.com はローカルサーチ市場においてこのペイ・パー・コール型の広告販売をしていく意向。
関連する統計データが示されている::
- 米国にはおよそ2,290万の中小企業がある(Source: Small Business Administration)
- 検索収益は2007年には70億ドルに達し(Source: US Bancorp Piper Jaffray March 2003)、ローカルサーチの収益は2008年までに25億ドル規模に達する見込み(Source:The Kelsey Group December 2003)
- 自宅や職場近くの小売店を探しているローカルな商用検索は、オンライン購買者による全検索の25%を占める(The Kelsey Group and BizRate.com February 2004)
- 48%の中小企業はペイ・パー・コール型広告の利用に興味・関心があり、40% は新たな広告予算をペイ・パー・コール型広告に割り当てたい意向(The Ingenio/JupiterResearch, 2004)
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面白いこと考えるもんですねー