米Googleは2005年6月28日、検索結果がユーザ毎に変わるパーソナライズドサーチ(Personalized Search)のベータテストを開始したことを明らかにした。
Googleは2004年3月29日にGoogle Personalized Searchという名称でGoogle Labsにて公開していた。このサービスではあらかじめ興味のある分野を選択したプロファイルを作成、それに基づいたパーソナライゼーションが行われていた。
今回のパーソナライズドサーチは検索履歴を用いて検索結果(SERPs)の個別化が行われる。検索履歴を蓄積する必要性からGoogleアカウントによるログインが必要となっている。ログインした上でパーソナライズ機能を有効にすると以降の検索が履歴として保存・蓄積されていく。2005年4月20日に公開された過去の検索履歴を保存・管理するMy Search Historyのデータも活用される。
パーソナライズドサーチはユーザの過去に蓄積される検索履歴を反映する。この履歴データが蓄積されていくほどユーザの趣味嗜好を学習し、次第にユーザの検索意図に沿った関連性の高いSERPsが表示されるようになるという。
Google Personalized Search
Search gets personal [Google Blog]
http://googleblog.blogspot.com/2005/06/search-gets-personal.html
cf.
Google Personalized Web Search - 技術的仕組み