株式会社アイレップは2005年8月15日、Googleアドワーズ広告が新たに採用する入札方式「QbB (Quality-based Bidding)」に対応するための対策チーム「iREP Googleアドワーズ QbB対策チーム」を設立した。
Googleは2005年8月にQbBと呼ばれる新広告入札方式を導入する予定。Googleが独自に定めたQuality Score(広告品質スコア)と呼ばれる指標が新たに導入される点が今回の重要な変更点。品質スコアは、キーワードのクリック率、広告テキストとの関連性、キーワードの過去の掲載結果、その他の関連性に関する要因に基づいて決定されるがその詳細は非公開とされている。品質スコアが高いほど広告掲載に必要なクリック単価は低くなり、スコアが低いほどクリック単価は高くなる。広告ランクや広告の掲載位置はこの品質スコアに基づいて決定されるため、算出ロジックを解明できない限り、広告主企業は検索サイト上での広告表示順位を予測・管理することが不可能となるという。
「iREP GoogleアドワーズQbB対策チーム」は広告表示順位決定メカニズムのロジック解明等を中心的に行い、新方式下での効果的なアドワーズ広告の運用ノウハウを確立をしていくとしている。また、発足にあわせて30社限定で「QbB対策チーム」の調査・研究成果を提供し、効果的な広告運用方法についてのコンサルテーションも実施する。
アイレップ SEMサービス
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