米Googleがアドワーズ広告主向けに提供しているキーワード選定支援ツール「Google アドワーズ広告キーワード ツール」を刷新した。
キーワードツールは、広告主がアドワーズ広告で登録する際に利用するキーワードを選定するための支援ツール。検索連動型広告を表示したいキーワードを入力すると、関連キーワード一覧を表示する。検索エンジンマーケティングにおいてキーワード選定は重要なステップであり、リスティング広告だけでなくSEOを実施する際にもよく利用されているツールだ。
今回のGoogleキーワードツール刷新により、新たに検索ワード一覧リストを「検索ボリューム」や「広告主の競合」での並び替えに対応した。検索ボリュームは実際にユーザーが検索している回数、広告主の競合は該当キーワードで広告を出稿している広告主の数で、それぞれ5段階表示される。これらのデータはGoogleの最新の統計情報を元に算出されている。一覧表示したキーワードリストはCSV形式で保存することもできる。
キーワードツールからアカウントにキーワード登録する機能も強化され、リストに表示されたものを一括して登録したり、任意に選択してキーワードを登録することもできるようになった。リスト以外のキーワードをマッチタイプを指定して登録することも可能。
現在、日本市場においてSEMにおけるキーワード選定を行う際に利用されるツールとして、Googleとオーバーチュアが提供している各々のキーワードアドバイスツールがある。両者を比較した時、Googleの欠点として検索ボリュームが表示されないとうい欠点があったが、今回の機能改善により具体的な数値はわからないままだが有益になったとはいえる。
キーワード ツールにはどのような機能がありますか。
https://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=25109&hl=ja
キーワード ツールの使用方法を教えてください。
https://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=25918&hl=ja
キーワード ツールの結果のどのような統計情報を確認することができますか。
https://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=25148&hl=ja