米Googleは2008年11月18日、新しい検索キーワードアドバイスツール「Search-based Keyword Tool(サーチベース・キーワードツール)」ベータ版を公開した。UIは英語だが日本語キーワードも問題なく使用可能。
「Search-based Keyword Tool」はURLを指定すると、Googleが蓄積したクエリデータベースの中から、関連性の高いキーワードのリストを表示する。Googleはすでにアドワーズ広告主向けに「Keyword Tool」を提供しているが、今回の新ツールは (1) ウェブページをベースにキーワードリストが生成できること、(2) アドワーズ広告アカウントで設定していないキーワードが特定できること、(3) 月間検索回数、競合度、推奨入札価格(Sugg. (Suggested) bid)、クエリに対して(あなたの)広告が表示される割合(ad share)、検索結果1ページ目に広告が表示される割合(Search share)、キーワードとマッチするウェブページ(Extracted from webpage)など、クエリに紐付くする詳細なデータを表示できる点が異なる。これらのデータは数週間毎にアップデートされる。
Search-based Keyword Toolは英国と米国向けの広告主向けにリリースされたが、今後、対応言語と国を増やしていく計画。
Search-based Keyword Tool
Announcing the Search-based Keyword Tool [Inside AdWords]
http://adwords.blogspot.com/2008/11/announcing-search-based-keyword-tool.html
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ようやくクエリ分析系ツールが検索会社から次々とリリースされるようになってきたなーという印象