Search Engine Roundtableによると、Googleがサイトリンク(sitelinks)の表示対象サイトを拡大し、サブディレクトリ以下のページが検索にヒットした場合でもサイトリンクが表示されるようになった。
サイトリンクとは、主にナビゲーショナルクエリ(会社、サイト名など)検索時に一部のサイトの下部に表示するショートカットのリンク集で、当該サイトの主要コンテンツに直接アクセスするのを手助けする。例えば、panasonicと検索すると、1位のパナソニック公式サイトの下に「商品一覧」「パソコン個人向け」「デジタルビデオカメラ」「カメラ・ムービー」などへのリンクが表示される。会社名などで検索してもあらかじめアクセスしたいコンテンツは別のページにある、という場合もあるため、このようにサイト内リンクをあらかじめ表示することは検索の利便性向上につなげることができる。
従来、このサイトリンクの表示はヒットしたページがルート(ドメインのトップ)の場合に限られていたが、現在はサブディレクトリ以下のページでも表示されるようだ。例えば、iPhoneやwindows vistaなどのクエリでも、それぞれ第2、第3階層のディレクトリのトップが1位に表示されるが、サイトリンクも伴っている(2008年11月19日12時時点)。