Yahoo! JAPAN検索は、検索トップページ(search.yahoo.co.jp)で提供するキーワード入力補助機能に新機能を追加した。入力中のワードと合致する候補サイトとそのリンクを直接表示する機能だ。
この機能は、特定サイトへの訪問を意図したと推測される、ナビゲーショナルクエリにおいて、利用可能となっている。たとえば、検索窓に goog と入力すると、"google"を推定して Googleトップページへリンクを表示する。同様に、 pana と入力すると "panasonic" を推定してPanasonic へのリンクを、mix なら mixi へのリンクを表示する。
Googleは同様の機能をすでに提供しており、google.com(米国版)で aol と入力すると米AOL公式サイトへのリンクをサジェストボックス内に表示する。また、アドワーズ広告を表示する場合もある。
一般に検索サービスは、ユーザが (1) キーワードを入力して (2) 検索結果画面に遷移して (3) クリックする ことで目的のページに到達できる。入力候補上に目当てであろうサイトを表示することは、検索結果画面をスキップできるため、検索の利便性を高め、最短で目的ページに到達させるという検索本来の役割を果たすことに繋がる。
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候補サイト表示を操作しようとするスパム業者がまた登場するのでしょう。