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Google、「1行サイトリンク」をリリース

米Googleは2009年4月16日、サイトリンクの新しい形式である、1行サイトリンク(One-line sitelinks)のリリースについて公式ブログで告知した。

Googleサイトリンクとは、検索結果(自然検索)1位のサイトの直下に、同サイト内の特定ページへのショートカットリンクを表示する機能。たとえば、「ハウステンボス」と検索すると、自然検索1位の下に「入場券と交通アクセス」「レストラン」「アミューズメント」「春のチューリップ祭」といった、ハウステンボスの公式サイト内の特定ページへのリンクが表示される。検索利用者は検索結果から該当サイト内のコンテンツ概要を知ることができ、検索意図によっては直接目当てのページに到達できるというメリットがある。サイトリンクとして表示するリンクは人為的にGoogleが作成したのではなく、サイト内のリンク構造などを分析して有益だと機械的に判断したリンクを自動表示している。

当初、サイトリンクは特定のナビゲーショナルクエリ検索時で該当サイトのトップページが検索にヒットした場合に表示していたが、その後、サブディレクトリがヒットした場合も対応し、さらに「パソコン」「デジカメ」「映画」「カーシェアリング」など、一般キーワードでもサイトリンクが表示されるようになった。しかし以前として表示対応は自然検索の1位のみ、つまり1つの検索クエリに対して1つのサイトだけがサイトリンク表示対象だった。

今回、Googleが新たにリリースしたのは「One-line sitelinks」(1行サイトリンク)で、横一列に並列でショートカットリンクを表示するもの。この1行サイトリンクは1位のサイトだけでなく、「有益」と判断したサイトに対して、自動的に表示する。たとえば「歯医者」と検索すると、自然検索1~3位のサイトいずれも1行サイトリンクが掲載される。

Googleは1行サイトリンクを複数のサイトに表示することで、検索利用者はクリックする前にサイトがどんなコンテンツを持つのかを知ることができ、他の1行サイトリンクを比較することで目当ての情報を持ちうるサイトの見当をつけられるなどのメリットを挙げている。

1行サイトリンクは従来のサイトリンク同様、どのサイトに表示するか、そしてどのページへのリンクを表示するかをすべてアルゴリズムで自動的に判断・作成する。もし不適切なリンクが掲載されている場合は、Google Webmaster Toolsから該当サイトリンクを非表示(ブロック)可能。

One-line sitelinks [Google Webmaster Central Blog]

http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2009/04/one-line-sitelinks.html

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