株式会社クロスリスティングは2006年1月10日、検索連動型広告及びディレクトリサービスの営業を開始した。公式ウェブサイトも公開された。
クロスリスティングは昨年11月に発表された、エキサイト株式会社とNTTレゾナント株式会社の共同出資会社。検索連動型広告やディレクトリ検索/登録を手がける。
ディレクトリ型検索「MonkeyPod」(モンキーポッド)は人の目で見て厳選したサイトをジャンル毎に適切に分類・整理して提供するサービス。収集された厳選サイトが簡潔かつわかりやすい紹介文と共に掲載されている。名前の「モンキーポッド」は中南米を原産とする豆科の植物で、大きく広げた枝の葉が日の出とともに大きく開き、年に2回花を咲かせる。クロスリスティングも構築する"MonkeyPod"を大きくしていくと説明している。
モンキーポッドにサイトを掲載するには有料の審査サービス「X recommend(クロスレコメンド)」を利用する。料金はサイトの分野により異なり、一般サイトは42,000円、「貸金業・商品取引業」「美容、エステ」「賭博」「健康食品」に関連するサイトは84,000円、「結婚情報・出会い」に関連するサイトは105,000円。現在はサービス開始記念として審査料金が25%オフとなっている。審査は7営業日以内で行われ結果が通知される。掲載が不可能と判断された場合でも掲載拒否理由が伝えられ、1ヶ月以内の再審査を受け付ける。
一方の検索連動型広告「REMORA Listing(レモーラリスティング)」はユーザーが検索サイトで入力した検索ワードに応じて検索結果に関連広告を表示するサービス。グーグル・アドワーズ広告やオーバーチュア・スポンサードサーチが採用するオークションモデルではなく、広告がローテーション表示される固定料金制を採用。基本価格は3ヶ月固定で、毎月1度価格の変更が可能となっている。
レモーラリスティングは親会社のエキサイトが開発し、精度の低い広告は露出されないとしている。今後はNTTレゾナントの技術を活用して日本語ゆらぎなどにも対応していく。
モンキーポッドやレモーラリスティングは提携パートナーサイトを通じて配信される。サービス開始時点ではエキサイト、gooのほか、Apple、@NetHome、Cybozu、DION、@woman、hi-ho、関西どっとコム,OCN、ODN、Sleipnir、So-net、Tepore。エキサイト系のパートナーはJリスティングから移行したものだ。今後もパートナーは順次拡大していく。
株式会社クロスリスティング
REMORA Listing (レモーラリスティング)
http://www.xlisting.co.jp/advertising/
MonkeyPod(モンキーポッド)
http://www.xlisting.co.jp/directory_service/
cf.