株式会社マクニカは2006年2月22日、株式会社外為どっとコムが米Omniture(オムニチュア)のアクセス解析ツール「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」を導入したと発表した。
サイトカタリストは、独自の解析データを専用サーバで収集することにより、リアルタイムに解析を行い、ユーザの経路解析、コンバージョン率、サーチキーワードなどを、瞬時に求めることが可能でWebサイトのROI向上に多いに役立てることができる。ASPモデルにより大きな初期投資もなく、長年ユーザの要求に応えてきた経験や知識をすぐに利用することが可能となっている。
外為どっとコムは、外国為替保証金取引を個人投資家向けに提供している会社。外国為替保証金取引は、24時間取引が可能であることやレバレッジ効果によって投資効率の高い運用ができることから、近年新しい投資方法として注目を浴びている。一方で、Webサイトの運営、管理、分析においては、今まで以上に、安定性と即時性が求められるようになってきたほか、新規顧客獲得のためにSEM(検索エンジンマーケティング)における登録検索キーワードの管理や活用方法が重要となっていた。そこで検索エンジン広告の効果測定、アクセス数増加に伴うシステム投資が不要なASPサービスを持つオムニチュアのサイトカタリスト導入に至った。
外為どっとコムは「サイトカタリスト」を導入することで、サイト内のコンテンツ視聴率測定に効果を発揮したほか、数あるコンテンツの中での人気コンテンツ、ゲスト会員と登録会員の行動の違いなど、以前では把握できなかったクライアントの行動が明確になり、また、検索キーワードに対しての費用対効果についても細かく解析することもできたという。
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