株式会社アイ・エム・ジェイのグループ会社・株式会社IMJモバイルは2006年12月6日、「携帯電話のサイト検索に関する利用実態調査」の結果を発表した。
調査期間は2006年11月20日から11月23日まで、全国15歳以上男女のBIGLOBE調査モニタ(サンプル数1218)を対象にインターネットリサーチを実施。10代男女10%、20代男女18%、30代男女18%、40代男女18%、50代男女18%、60歳以上18%。保有携帯キャリアはNTTドコモ41.8%、KDDI au 26%、ソフトバンク 17.9%、ツーカー 1.6%、ウィルコム 2.7%、保有していない8.5%、その他0.3%。
携帯サイトの利用頻度については「週に1回以上」が50%、全く利用していない人は25%だった。年代別では高校生は「週20回以上の利用」が23%と4割以上が週5回以上利用していた。高校生にとって携帯サイトが身近で高接触なメディアであることがうかがえる。
携帯サイト閲覧のきっかけについての質問では、1位が「携帯のメニューリスト」42%、次いで「PC」が35%、「携帯の検索サイト」30%だった。高校生・大学生(短大生と専門学校生を含む)では「メニューリスト」についで「検索サイト」(高校生40%、大学生・短大生・専門学校生51.8%)「友人・知人のクチコミ」の順で高かった。
目当ての携帯サイトを探す方法については、「ほとんど/ほぼ携帯のメニューリストを使う」が54%を占めた。「携帯の検索サイト」を使うと回答したユーザは15%。ただし、今後、携帯検索サイトの利用が増加するか尋ねたところ45%のユーザは検索サイトの利用が増えると答えている。
携帯検索サイトを利用するシーンを尋ねたところ「目的のサイトがはっきりとしているとき」が47%、「大まかに、調べたいこと、ものがあるとき」42%、「目的の商品やサービスがはっきりしているとき」41%だった。着メロや着うた、待ちうけ画像などを探すときには携帯検索サイトではなくメニューリストを使うユーザが多かった。
知っている携帯検索サイトについての質問は、1位がYahoo!モバイル(77.5%)、2位がGoogleモバイル(49.3%)とPC同様にYahoo!、Googleの認知度が高かった。普段利用する携帯検索サイトでもYahoo!モバイル(49.8%)、Googleモバイル(20.7%)と両社の利用頻度が上位に位置する。
cf.