米Yahoo!は2007年4月17日、オンライン決済サービスPayPalとサーチを統合したことを明らかにした。決済にPayPalを利用しているECサイトの広告にはPayPal決済が利用できることのアイコンが表示される。
ユーザは同じ商品を取り扱うECサイトが複数あれば、普段自分が利用している決済システムを採用したECサイトで購入する行動をとる。これは個人情報や決済情報の再入力が不要なほか管理すべきID / Passも最小限にできるし自分の個人情報がどこに渡るかが把握できるため、安心感・便利さが享受できるからだ。Yahoo!は世界でもっとも利用されているPayPalシステムを採用したECサイトを指し示すことで、購入目的で検索しているユーザは自分が快適なショッピング体験ができるECサイトのありかをすぐに把握できるし、またPayPalシステムを採用したマーチャントもPayPalを利用するユーザの集客を見込むことができる。
なお、検索結果上に特定決済システムを採用したWebサイトにアイコンを表示する手法は、Googleが先に行っている。Googleは Google Checkoutを導入しているECサイトの広告にアイコンを表示している。
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