株式会社EC studioは2007年6月25日、ウェブページに隠しリンクが含まれていないか判定できるツール「検索エンジンスパムチェッカー」を公開した。
検索エンジン各社はリンク売買や隠しリンクを利用して検索結果を不正に操作しようとする行為を検索エンジンスパムとして禁止している。こうした行為が行われスパムと判定された場合、検索インデックスから削除されたりランキングが大きく低下する場合がある。
日本のSEOマーケットにおいてはユーザに無料でブログやアクセス解析ツールを提供する一方でそれらにnoscript内に隠しリンクを潜ませておくことで、ユーザの増加に従ってリンクが増加していくという手法が流行っているが、この手法は利用者に無断で検索エンジンスパムに加担させている、利用者がそれを自覚できないなどの問題がある。EC studioの検索エンジンスパムチェッカーはそうした隠しリンクを検出することができる。
EC studioは今後「検索エンジンスパムチェッカー」の機能を拡張し、健全なSEO対策を普及していきたいとしている。
検索エンジンスパムチェッカー