ヤフー株式会社は2007年12月13日、広告配信サービス「アドパートナー」を開始した。
アドパートナーはウェブサイトに行動ターゲティングの技術を使ったディスプレイ広告や、サイトの内容に合ったコンテンツ連動型のテキスト広告などを配信するサービス。サイト訪問者が広告を閲覧したりクリックすると、サイトオーナーに報酬が支払われる。配信される広告はディスプレイ広告とテキスト広告。今後、モバイルサイトへの広告配信、アフィリエイトサービスとの連携、検索連動型広告の導入なども検討していく。
ヤフーは今年9月にオーバーチュアを子会社化しているが、Internet Watchによると今回は8月に子会社化したブレイナーの技術を活用する。ヤフーの武藤芳彦広告本部長によると互いの長所を活かして両者を共存させていく模様。ちなみに米国ではYahoo! Inc. が Yahoo! Publishing Network(YPN)で展開中。
サイトオーナーを支援するポータルサイト「Yahoo!ウェブオーナーセンター」と広告配信サービス「アドパートナー」を開始