米MicrosoftがMS adCenter広告主向けのキーワード分析支援ツールの1つとして、検索クエリの意図(インテンション)を判定するDetecting Online Commercial Intentionを公開している。
Detecting Online Commercial Intentionは検索クエリが"コマーシャルクエリ"(購入・申込意欲が高い)か"インフォメーショナルクエリ"(情報・回答収集が目的)かを判定する。たとえば、"Sony Cybershot"というキーワードは、デジカメ(サイバーショット)の購入を検討している可能性が高いと判断し、同ツールは 0.66328 (0.5以上がコマーシャルインテントが高いという数値を出す。これらの数値は過去のLive Searchで検索されたクエリや訪問したページなどのデータを収集・分析して算出している。
Detecting Online Commercial Intention - Microsoft adCenter
http://adlab.msn.com/Online-Commercial-Intention/Default.aspx
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adCenterで公開されている検索行動分析系ツールは面白いものが多いです。このツールの場合、インテンションの程度を数値で表すだけでそれ以上ではないので、たとえば「売りたい」のか「買いたい」のか、どっちの意欲を持つクエリなのかまではわかりません。