米ネット視聴率調査会社・comScoreは2008年11月26日、日本国内の検索プロパティランキングを発表した。同社の検索市場の分析・調査ツール「qSerach 2.0」を使用して集計した。
2008年9月日本の総検索回数は約59億回、検索利用者1人あたりの検索回数は月間96回だった。最も検索回数が多い検索サイトはYahoo!JAPANで約30億回で検索者1人あたり58.9回/月、Googleは約22億回で検索者1人あたり54.7回/月。これら検索回数をベースにした検索エンジンシェアは、Yahoo!JAPANが51.2%、Googleが39.0%だった。Microsoftの検索シェアはわずか1.5%となっている。
なお、コムスコアが2007年9月に発表したデータでは、検索シェアがYahoo!JAPAN: 47.4%、Google 35.0%。
SOURCE: comScore qSearch, September, 2008、家庭と職場を合わせた15歳以上のユーザーの総数、検索回数のシェア
*: インターネットカフェなどの公共のコンピュータ、および携帯電話・PDAからのアクセスを除く
**: Google SitesにはYouTubeを含む。
***: 「検索回数」は検索サイト以外のサービスサイトでの検索回数も合算して算出。
コムスコアが2008年9月の日本における検索ランキングを発表 [comScore]
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2599
cf.
comScore 日本の検索シェア - 2007年9月 :: SEM R
Nielsen Online 日本の検索シェア - 2008年4月 :: SEM R
参考:欧州でのグーグル検索シェア(国別)