Googleがウェブ検索で建物などがヒットした場合に、地図の詳細が確認できるPlus Boxを追加したことが確認された。
たとえば「インフォスタワー」「六本木ヒルズ」「JRセントラルタワーズ」「サンシャインシティ」「横浜ランドマークタワー」などと検索した時、ウェブ検索でヒットするWikipediaのリンクの下に、+(プラス)ボタンと共に『東京都港区六本木6丁目10−1の地図を表示する』(六本木ヒルズの場合)などのリンク(PlusBox)が表示され、クリックするとGoogleマップの該当住所の地図が現れる仕組み。地図が展開するために1つ下のリンクは画面の下に押し下げられる形になる。
このように詳細情報を参照する仕組みのPlus Boxという機能自体は2007年3月にGoogleから正式リリースされており、google.comでは株価情報や地図のほか、AdWordsの商品画像を表示するテストなどでも採用されている。日本ではこれまで確認できなかったが、少なくとも地図は導入される見込みのようだ。
なお、Plus Boxが表示される対象だが、今回確認できたもののほとんどがWikipedia。一部、mapple.netやodekake.usでもPlus Box 地図が表示されるケースもあった。また、「ジョン・ハンコック・センター」のように海外の著名な建物・タワーでも地図へのPlus Boxリンクが表示されることもあった。