株式会社インテージは2009年2月2日、ヘルスケア家計簿サイト『ハイジアス』を公開した。名称の「ハイジアス」とは健康の女神[Hygeia」と場を表す「Square」の造語で“健康と癒しの広場の意味。
家計簿サイト『ハイジアス』は同社の匿名SNS型家計簿サイト「散財.com」をベースに新たに構築した。経済産業省の「情報大航海プロジェクト」二次公募の1つとして、異業種連携IDによる流通サービスの実証の一部で利用される
ハイジアスは従来の散財.comの機能に加えて、デジタル化されたレシート情報の自動取り込み機能や、購買履歴からヘルスケア支出を自動・任意に仕分できる機能、医療費控除明細の出力をサポートする機能を追加した。
今回は調剤薬局チェーン大手の日本調剤株式会社と株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンが実証実験に協力。都内の調剤薬局8店舗では処方薬・店頭販売品(大衆薬・衛生材など)のレシートに購買情報を2次元バーコード化して印字。消費者がカメラ付き携帯電話を使って取り込み、メール送信することでハイジアスへの自動取り込みを行う。また、コンビニのエーエム・ピーエムではEdyで決済した購買情報を同じくマイページに自動的に取り込めるようにした。
購入したものを自分で1つ1つ入力せず、自動的に家計簿データに記録されるようにすることで、消費者の家計簿記入の負担を減らし、半自動的に支出データを蓄積できるように支援する。また、医療関連費の自動仕分機能と医療費控除明細出力支援機能を行うことで、これまで手間のかかっていた医療費控除明細の作成を強力にバックアップできるという。
ハイジアス
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これは使ってみたい。