Google は2014年4月2日、トピックに関して網羅的で高品質な情報を詳細に伝えている記事を自然検索結果内に表示する "In-depth articles" を英国向けに提供開始したことを Google+ 公式ページで明らかにした。
In-depth articles は 再生医療やiPS細胞やイラク戦争、検閲、人口問題といった、広範囲なトピックについて検索した時に、高品質かつ詳細を記述しているウェブページをハイライト表示する機能。Googleによると、日常の検索のおよそ10%が幅広いトピックについてのクエリであり、In-depth articles はこうした検索要求に応えるために用意された。同機能は2013年8月に米国でリリースされており、英国が2カ国目となる。
In-depth articles は様々なレイアウトで表示するテストが継続的に行われているが、表示フォーマットはさておきウェブページの選択はアルゴリズムにより自動的に行われている。Google は In-depth articles の選択基準についてほとんど明らかにしていないが、トピック自体の普遍性、長期間にわたりユーザーに閲覧されている記事であること、トピックに属するサイトが長年にわたりリファレンスとしてリンクや引用を行っていること、著者の権威性などが考慮して In-depth articles 枠の表示の有無も含めて決定されているようだ。
2014年4月時点で日本語検索(google.co.jp)においてベータテストが行われたという報告はない。