Googleは2009年4月10日、ニュース検索サイト「Googleニュース」のデザインを変更し、ビデオニュースの掲載を開始したことを明らかにした。
Googleは2009年2月末にニュースページへのAdWords広告掲載のためにレイアウトの一部を世界的に変更していたが、今回は日本語文字や新聞記事の特性にあわせて抜粋部分の量や行間を変更するなどの日本語ローカライズが行われた。他の国・地域版へ変更するためのプルダウンメニューも、日本版だけ左端のメニュー上部に移動している。
また、英語圏のニュースではすでに導入されていた、ビデオニュースの掲載も開始した。ニュースのセクションごとのページや検索結果ページに「+」ボタンのある記事タイトルがあった場合、それをクリックすることでビデオ画面が表示され、再生して視聴することができる。
Googleニュースは、日本の新聞社や通信社、メディアなど600以上のニュースソースをキーワード検索できるサイト。ニュース記事の収集や掲載順位はすべてアルゴリズムによって人手を介さず機械的に行っている。記事のタイトルやテキスト、配信時間などの複数の要素をクラスタリングアルゴリズムで判断し、密接な関連性のある記事は1つにグルーピングしてまとめて表示するため、同じ話題を複数の角度(ソース)から比較して読み比べることを可能にしている。
Google ニュースに動画を統合して、デザインを新しくしました。 [Googleニュース]