Googleのサイト管理者向けのツール「Googleウェブマスターツール」の新機能として、動的URLの特定パラメータ(引数)を無視する設定が追加されたことが確認された。日本版でもツール管理画面の「サイト設定」→「設定」→「パラメータ処理」から利用できる。
URLにセッションIDや解析用コード、言語などが含まれている時、パラメータが異なる複数のURLが全く同一のコンテンツを表示することがある。たとえば、www.sem-r.com/?camp=ggl と www.sem-r.com/?camp=yhoo は同じコンテンツを指す。Googleの従来の説明では「パラメータを分析して、最も適切なページを登録する (Juliane Stiller, Kaspar Szymanski)」としていたが実際には必ずしも正しい(サイト運営者が希望する)URLが登録されるわけではなかった。
今回のパラメータ処理機能の追加により、指定したパラメータをGoogleに無視させることが可能になった。先の例では camp という文字列を無視させることで www.sem-r.com をインデックスさせることが可能になる。
なお、Yahoo!は従来からサイトエクスプローラーにて同等の機能を提供している。