ヤフー株式会社は2010年3月30日、Yahoo! Open Local Platform(YOLP)の第1弾として、地図Web API群を公開した。
Yahoo! Open Local Platformとは、インターネット上における地域・生活圏情報の流通を目的として、YOLP Data Format(YDF)という地域情報のための標準データフォーマットを定義したもの。YDFによって、Web APIや地域データが統合され、連携できる。
公開された地図Web API群は、JavaScriptマップAPI、スタティックマップAPI、ジオコーダAPI、リバースジオコーダAPIと、その基盤となるYOLP Data Format(略称:YDF)。
JavaScriptマップAPIは、マウスのドラッグによってスクロールできる地図を提供する。Yahoo!地図の「スクロール地図」も、このAPIを利用して開発されている。
スタティックマップAPIは、ケータイやスマートフォンなど、JavaScriptを利用しにくい携帯端末でも、地図をカンタンに表示するためのAPI。位置(緯度経度など)や画像の大きさを、URLに指定するだけで、地図画像が取得できる。
ジオコーダAPIは、住所などのキーワードを、緯度経度に変換するAPIで、GeoCoderオブジェクトによって、簡単にジオコーダAPIを利用可能。
リバースジオコーダAPIとは、ジオコーダAPIとは逆に、緯度経度で場所を指定すると、住所や国名を返す。
Yahoo!デベロッパーネットワーク 地図
http://developer.yahoo.co.jp/webapi/map/
【YOLP API公開】機能豊富な地図ページをカンタンマッシュアップ!