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米Google、権利者による削除要求をオンライン送信できるツールを提供

米Googleは2010年末、インターネット上で増加し続ける著作権侵害行為の対策を強化する方針を発表しているが、約束通りウェブから削除要求できるツールが公開されている。

無断転載・複製しているサイトをGoogle検索結果から削除するように要請する場合、従来はデジタルミレニアム著作権法に基づいて、Google本社のDMCA担当にFAXで送信する必要があった。公開されたツールは、画面に提示された項目を選択していくと表示される申請フォームに必要事項を記入の上、オンライン送信するだけで手続きが終えられる。Googleによると、FAXや郵便による手続きは処理に時間がかかることもあり、オンラインでの申請を勧めている。

無断複製・転載サイトの中には、本家サイトよりもランク上位に表示される場合もあるため、検索結果の掲載状況に関心のあるユーザは、権利侵害サイトにきちんと対処しておいた方がいいだろう。

手続き方法だが、たとえば、無断転載しているサイトをウェブ検索結果から削除するように要求する場合、"Web Search"、"I have found content that may violate my copyright"、" Yes, I am the copyright owner or am authorized to act on behalf of the owner of an exclusive right that is allegedly infringed"、"Is the content you are concerned about still live on the page (as opposed to only showing up in search results)?" の順序で選ぶと申請フォームに到達できる。

Removing Content From Google

http://www.google.com/support/bin/static.py?ts=1114905&page=ts.cs&&hl=en

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