SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

アドワーズ広告、ターゲット地域設定で広告表示回数が減少した場合の対処法

Googleは2011年2月に地域ターゲティングの精度を高めることを目的にシステムの変更を行った。この変更の結果、設定した地域によって表示回数が減少する場合があることが確認されたとして、同社が公式ブログにて対処方法についてのアドバイスを掲載している。

今回の影響は、システム変更でターゲットの基準となるデータを改善したため。影響を受ける日本国内の地域は、東京23区や豊島区、西東京など全国124の市町村が対象だ。

広告の表示回数が減少した場合は、アドワーズアカウントの「設定」→「編集」にて影響のある地域を削除した上で、「検索」または「ブラウザ」タブを使用して同等の地域を選択し、必要に応じてより広い地域を設定する。また、カスタムタブで地図上の地点と半径を指定して設定することも可能だ。

たとえば、東京23区をターゲットしていて、3月以降の広告表示回数が減少している場合は、各23区を個別にターゲットしなおす、東京、日本(県)にターゲットするなどの変更をすることで、2011年3月以前と同等の表示回数を見込める。

システムの変更により影響を受けるターゲット地域

http://adwords.google.com/support/aw/bin/answer.py?hl=ja&answer=1144099

AdWords でターゲット地域を都市レベルで設定しているキャンペーンに関する重要なお知らせ

http://adwords-ja.blogspot.com/2011/04/adwords_27.html

COPYRIGHT © 1997-2021 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ(お仕事の相談、講演依頼など)

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。