米Googleは2011年5月5日、世界中のGoogle検索の利用状況をビジュアルに表現したツールSearch Globe (サーチ・グローブ)を公開した。
Google Search Globeは世界の1日の検索利用状況を地球儀上にグラフィカルに表現した。検索のエリアとボリュームを表しており、グラフのバーが高いほど検索数量が多いことを意味する。たとえば欧州各国は異なる色のバーが全体的に表示され、一方のアジアでは日本は全体的に、首都圏を中心にバーが伸びている(検索されている)ことがわかる。一方、インターネットアクセス環境が十分に整っていない、アフリカ地域などは真っ黒になっている。Googleは、やがてインターネットへのアクセス環境が広がり、人々が質問を投げかけるようになれば、このSearch Globeがもっと輝くだろうと述べている。
Google Search Globeは最新のブラウザ向けの新技術・WebGLを利用しており、 Google Data Arts Teamによって開発された。Search Globeはオープンソースとして公開しており、デベロッパーは所有するデータを用いて自分のGlobeを開発することも可能。
Search Globe
http://data-arts.appspot.com/globe-search
A world of curiosity: a peek at searches around the globe Google Search Globe
http://googleblog.blogspot.com/2011/05/world-of-curiosity-peek-at-searches.html