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米Google AdWords、リード獲得の新広告 "Communication Ad Extensions" 提供テストを開始

米Googleがリード獲得のための新しい広告商品"Communication Ad Extensions"の提供を開始した。米メディアPOLITICOの取材はGoogleセールス担当の話として、選定したクライアント向けのプリ・アルファ製品であることを伝えている。

Communication Ad Extensions は、広告主が電話または電子メールで利用者と直接連絡を取ることが出来る広告商品。サーチ型とディスプレイ型の両方が用意され、連絡方法として電話(Request Call)と電子メール(Request Email)の2つのオプションが選択できる。

Communication Ad Extensionsを利用すると、アドワーズ広告の説明文の最後に "Request Call" または "Request email"のリンクが表示されるようになり、ユーザーがクリックすると、検索結果画面上に直接、お問い合わせフォームが表示される。必要事項を記入して送信すると、広告主にその情報が共有される。

ただしプライバシーに配慮されており、Googleが提供する金融関係クライアント向けの Comparison Adsと同様、電話番号や電子メール情報は匿名化して、広告主には連絡専用の特別な連絡情報を提供する。共有後30日が経過するとその番号は無効化される仕組みだ。

B2Bや購入までに十二分に検討が必要な製品の広告には有効そうに見えるが、果たしてユーザーは検索結果(やディスプレイネットワークの)テキスト広告を見ただけで問い合わせまでのアクションをするのか、また、この情報の匿名化についてどれだけ十分に理解した上で利用できるのか等、いくつかの課題や疑問もあり、それ故にプリ・アルファ製品としてテスト提供されていると考えられる。

ちなみにこの新広告、POLITICOによるとオバマ大統領の所属する民主党がパイロットテストで利用しているのに共和党が利用していないことから、民主党に特別なアクセスが認められたのではないかと論争になっているようだ。Googleによると、民主党と共和党それぞれのセールスチームは完全に分離され情報もシェアしていないため、他方の政党が何の広告の取引をしているかなど把握していないとコメントしている。

Communication Ad Extensions for Google AdWords

http://www.webranking.com/blog/communication-ad-extensions-for-google-adwords

Google denies special deal for Barack Obama

http://www.politico.com/news/stories/0611/57084.html

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