米Googleは2011年8月24日、ウェブページを評価できるGoogle+1(プラスワン)ボタンから直接、ソーシャルサービス・Google+(プラス)に共有できる機能を発表した。また、Google+に共有される時に表示されるリンク先ページの画像や説明文をパブリッシャーがカスタマイズできる+Snippets(プラススニペット)も発表した。いずれも来週にかけてグローバルに提供される。
これまでGoogle+1は気に入ったウェブページやコンテンツを評価する仕組みとして提供されていたが、その後にリリースされたGoogle+と直接的な連携はなかった。今回、ウェブ閲覧の最中にGoogle+のユーザーにも知らせたいと考えた時などに直接的なアクションをとれるよう、+1ボタンからGoogle+に共有できる機能を追加する。
また、Google+に共有する時に自動的に含まれる、ページのリンクと画像、説明文を表示する共有ボックス(sharebox)を、サイト運営者がカスタマイズできる+Snippetsも公開した。schema.org で定義された数行のコードをウェブページに追加するだけで、簡単にカスタマイズすることができる。具体的な記述方法はGoogle Codeで公開されている。
Googleによると、2011年6月にリリースしたGoogle+1ボタンは現在、100万以上のサイトに設置され、毎日40億ビューがあるという。
Making the most of improvements to the +1 button
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2011/08/making-most-of-improvements-to-1-button.html
Doing more with the +1 button, more than 4 billion times a day
http://googleblog.blogspot.com/2011/08/doing-more-with-1-button-more-than-4.html