米Yahoo!は2011年11月18日、サイト管理者向けに提供していた検索エンジンの掲載状況を把握するツール・Yahoo! Site Explorerを11月21日でサービス終了すると発表した。
Yahoo! Site Explorerは2005年9月末にリリースされたサービス(日本版は2008年5月)で、Yahoo!インデックス(当時)掲載状況を把握するためのツールとして無料で提供されてきた。インデックスされたページ数や、自分のサイトに張られているリンク(バックリンク)データを取得できることから長年多くのユーザーに利用されてきた。しかし、Yahoo!が検索事業でMicrosoftと提携することを決定し、バックエンド検索技術をBingに一本化したことに伴い、2011年後半にSite Explorerの提供を終了することが決定されていた。
今後、米Yahoo!オーガニック検索のデータについて参照したい場合は、Bing Webmaster Toolsを利用する必要がある。なお、Site Explorerが提供してきたバックリンク参照機能はBingでは利用できない。バックリンクのデータを取得したい場合はサードパーティーが提供している分析用ツールなどを用いる方が効率的だろう。
Yahoo データ統合: Yahoo! からの検索トラフィック データが Bing Webmaster Tools の [トラフィックの概要] ページに統合されました。[トラフィックの概要] ページを開いて、インプレッション、クリック、クリックスルー率などを組み合わせたトラフィック データを表示します。(Bing Webmaster Toolsより
Site Explorer Reminder
http://www.ysearchblog.com/2011/11/18/site-explorer-reminder/