SEMリサーチ

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スマートフォンと検索エンジン Q&A (2013年1月版)

本サイトでも過去に何度かにわけて、スマートフォンと検索エンジンについてお客様からよく尋ねられる質問とその回答について記事にしてきましたが、前回公開時から1年あまりの月日が経過し、状況も一部変わってきています。新年を迎えたところで、改めて最新情報にアップデートしたQ&Aをまとめておきます。

スマートフォンから検索した時のGoogle検索結果

検索結果画面の表示に関する事柄について

Q1) デスクトップPCから Google を利用した時に表示される検索結果と、スマートフォンやタブレットから Google を利用した時に表示される検索結果に違いはありますか?

A1) デバイスを問わず、検索インデックス(検索対象となるデータベース)は同じです。ウェブサイトがどのデバイス対応かを分け隔てなく、1つのインデックスに集約しています。

ただし、スマートフォンやパソコン固有の機能や特性、制約を反映して、Googleの検索結果表示画面においては、次のようなデバイスによる相違が確認できます(以下、2012年12月31日時点)。大別すると、検索結果の表示方法や形式(プレゼンテーションにまつわる部分)と、ウェブページの順位付け(ランキングにまつわる部分)において、検索結果の違いが確認できています。

  1. 地域情報(Local)の優先表示
    Googleが発行・公開しているスマートデバイスと検索行動にかかわる調査結果でも明らかなように、スマートフォン検索利用者は、現在位置や近隣地域を意図した(ローカルインテント)検索を行う傾向があります。また、スマートデバイスの多くはGPS(全地球測位システム)機能を標準で搭載していることもあり、検索利用者が意識している・しないにかかわらず、普段見ている検索結果が現在位置にパーソナライズされていることも少なくありません。

    GoogleはGPSで検索者の位置情報を把握できている場合、検索クエリに位置を示す文字列が明示されていなくても、そのGPS情報を使ってパーソナライズした検索結果を表示します。したがって、スマートフォンでGoogleを利用した場合は、PCと比較して地域情報が表示される頻度・割合が高くなります。

  2. パーソナライズ検索
    特に Android 4.0 以上の端末で、ブラウザに Chrome を利用している場合、端末初期設定で入力する Googleアカウントへのサインインを自動的に行うことが可能です。こうした機能により、スマートフォンでは常時Googleにサインオンしたまま検索を利用する割合も高くなっています。こうした理由から、スマートフォン検索結果では、よりパーソナライズされた検索結果が表示されやすくなります。

    パーソナライズ検索は、端末ではなくユーザーにあわせて検索結果を個別化する機能です。すなわち、デバイスの違いだけでなく、同一デバイスにおいてもユーザーによって閲覧する検索結果が異なる可能性が多いにある、という点にも留意して下さい。

  3. スマートデバイスによる検索結果の相違
    同じ検索クエリでも、iOS (iPhone または iPad)、Android端末、Windows Phone 端末で検索結果が大きく異なる場合があります。

    ※ 本件は2012年12月20日時点で確認していますが、原因は調査中です。判明次第、追記します

  4. ユニバーサル検索の混在表示方法
    Googleユニバーサル検索な、デバイスを問わず共通です。しかし、特にバーティカル検索結果(ニュース、画像、動画、地図など)の表示順序はデバイスにより異なる場合があります。たとえば先述したとおり、スマートフォンユーザーはローカルインテントを持った検索を行う傾向があるため、地域情報結果は最上位(ファーストビュー above the fold)に表示される頻度は高くなります。また、検索クエリに関連性の高い画像や動画がある場合も、デスクトップPCでの検索結果と比較すると、より上位に表示される傾向があります。
  5. アプリ検索時の表示順序の違い
    スマートデバイス向けのアプリを検索している意図が込められた検索クエリと判定された場合、Google Play や iTunes のウェブページは、スマートフォン検索結果でより上位に表示されるケースを確認しています※。

    特に、検索クエリが「[キーワード] アプリ」や「[キーワード] アプリ ダウンロード」などのように、明らかにアプリ検索の意図があると判明できる検索クエリにおいて順位が調整される模様です。

    ※ ウェブ検索のオーガニック検索結果内にGoogle Play や iTunes へのリンクが含まれている場合の話。本件は「アプリ検索」というバーティカル検索結果がユニバーサル検索として含まれている場合の話ではない

  6. キャリアによる検索結果の違い
    同じ Google でも、通信キャリアにより検索結果が異なる場合があります。たとえば米T-mobile端末で Google検索した場合は、クエリと関係する T-mobile 運営のコンテンツショッピングサイトが、オーガニック検索の4~5位付近に自動挿入されるケースを確認しています。2012年12月31日現在、日本の通信キャリアでこのように Googleオーガニック検索に一部手を加えている事例は確認できていません(docomo, au, softbank)。
  7. ナレッジグラフの表示方法 (above the fold 全般)
    スクリーンサイズの制約により、スマートフォンにおいてはナレッジグラフや地域情報検索の結果など、多くがファーストビュー内に単独表示されるため、いわゆるオーガニック検索1位の位置的な価値は、デスクトップPC とは異なります。相対的にスマートフォンでは閲覧される機会は減少します。

スマートフォン対応サイトと検索順位・ランキング

検索技術やアルゴリズムに関係する事柄について

Q2) スマートフォンに最適化したウェブサイトは、スマートフォン版Googleの検索結果で(PC版よりも)有利になりますか?

A2) いいえ、Googleはどのデバイス向け化にかかわらず、ウェブページの関連性を等しく計算していきますので、ランキング(検索順位)においてスマートフォンに最適化したウェブサイトを用意する方が、スマートフォンのGoogle検索結果で有利になることはありません。

なお、Google はスマートフォン検索利用者にも優れた検索体験を提供するために、スマホ対応サイトを任意に選択できるような試みをしています。たとえば、スマホ対応サイトにスマホアイコンを表示する、または Quick View 機能を提供するといった具合です。従いまして、将来的に検索結果画面において、あるサイトがスマホに対応しているかどうかを一目で確認できるようなことは可能になるのかもしれません。Googleおアプローチを模索している段階であり、2013年にもきっと様々なバケットテストが実施されるのではないかと予想されます。

ちなみにですが、この話を受けて、オーガニック検索におけるクリック率改善という話に持っていく専門家を見かけることがあります。しかし、検索結果で何かを視覚的に明示することと、クリック率は全く別のお話ですので、そこは話半分程度に理解しておいてください。検索利用者は、単純に目立つという理由だけで情報を選択することはありません。

Q3) PCに最適化したウェブサイトは、スマートフォン向けGoogleで不利になることはありますか?

A3) いいえ。繰り返しますが、Googleはオンラインに点在する無数のウェブページについて、それがどのデバイス向けかにかかわらず、同じアルゴリズムを適用して関連性を計算しようと試みています。従って、スマートフォン版Googleで、PC向けサイトがスマートフォン向けサイトよりも不利に扱われることは現状ありません。

むしろ、ウェブサイトのデジタル的な資産価値を最大限に高めたいのであれば、デスクトップPCプラットフォームのユーザーを対象として、有益なコンテンツを継続的に提供し、それを多くのユーザーに届け、シェアしてもらったりリンクを張ってもらうことが最善の手段です。したがって、デスクトップPC向けのサイトがスマートフォンの検索結果で不利になるというよりも、むしろ有利と考えるのが妥当です。

Q4) 「PC向けサイトのみ」を用意した場合と、「PC向けとスマホ向けサイトの2つ」を用意した場合、2つのサイトを用意した方がGoogleランキングで有利になりませんか?

A4) 『SEOのためにスマートフォン対応サイトを用意すべきか決定する』という発想が間違いであることに気づいてください。企業として、オーディエンスに何を提供したいのかで決定すべきです。

という正論はおいておいて、純粋に技術的な観点からの回答も一応しておきますと…

回答する前に、話の前提として (1) レスポンシブWebデザインまたは RESS (Responsive Web Design + Server Side Components) を採用する場合と、(2) 別URLでの運用の場合とによって理由は異なりますが、結論としては、検索順位で有利になることはありません。

まず前者、レスポンシブWebデザインまたはRESSの場合は 1つのURLであらゆるデバイスに対応するわけですから、それがいくつのデバイスに対応しようと、検索順位に優位に働くわけがないことは自明です。

次に後者ですが、理論上は、【フルバージョンのWebサイトに蓄積されたデジタル資産+スマホ版サイトに蓄積されたデジタル資産+ケータイ版サイトに蓄積されたデジタル資産+… … …】といった具合に、各々のWebサイトのインデックスプロパティ(リンク資産)を合算していくことで、より多くのサイトを立ち上げれば検索順位が上昇しやすいと言えるかもしれません。あくまで理論上の話です。

しかし実際のところ、この施策は効果的でしょうか。たとえば次の例を考えてみてください。類似するコンテンツを持つウェブサイトを異なるドメインで多数展開したとします。この時、1つのサイトで展開した場合と比較して検索順位が有利になるでしょうか。サイトを増やした分だけ、より多くのリンクや評判などの評価を獲得することができるでしょうか。そうはなりませんよね。数を増やしたところで、その数だけ掛け算は無論、足し算的にも以外とプラスにはなりません。

さらに、スマホユーザーのプラットフォームからもデスクトップPCのそれと同様に多数の自然リンクが発生するような環境があるならまだしも、現実はそうではありません。そう考えると、「SEOの順位を上げるという目的で」わざわざスマートフォン対応サイトを用意する必要性は見出すことができません。

Q5) スマートフォン向けサイトしか用意していませんが、SEOはどうすればいいですか?

A5) 特定デバイスへの制限は SEO の観点からは不利になります。オンライン上でPCサイトほど十分な量のレピュテーションを構築できないからです(?わかりやすくいうと、たとえばリンク資産(=リンクによる評価)が十分に得られない)。検索マーケティングを効率よく実行する観点からは、デバイスの制限を設けないことです。

このあたりは米国のその手のサイトのマーケティングを参考にしていただくとよいかも知れません。実質的にスマホ向けサービスしか提供していなくても、ほとんどPCサイトも用意して、そこで検索マーケティングキャンペーンを展開しています。

Q6) レスポンシブWebデザインを採用した方が、Google検索順位は上がりやすいですか?

A6)大きな誤解です。レスポンシブWebデザインは選択肢の1つであり、オーガニック検索順位とは関係ありません。Google は3つの選択肢を提示していますので、その中からオーディエンスに最も適したデザインを選択して下さい。

一部の自称コンサルタントが、これからのSEOの時代はレスポンシブWebデザインですなどと話していますが、騙されないように注意して下さい。

スマホサイト固有の最適化アプローチ

スマホ対応サイトを最適化する際に悩む事柄について

Q7) PCサイトとスマートフォン向けサイトでURL構造が異なります(例 サブドメインやディレクトリで区切っている等)。この場合、各々のスマホ向けページを、PC向けのURLにcanonicalで設定すべきですか?

A7)両サイトの関係性を Google に伝達する必要があります。一応、Google はサイトアーキテクチャを分析して両者の関係性をアルゴリズムで自動的に検出するよう試みてはいるのですが完璧ではありませんし、必ずしもサイト運営者の意図した通りに処理してくれるとは限りません。よって、 rel=canonical による関係性の明示をする作業をして下さい。

Q8) GoogleはアクセスしたページがPC向けか、スマホ向けか、どう判断しているの?

Q8) 現時点でGoogleが両者を判断する術はありません。しかし、Googleに関係性を明示化することにより、フルバージョン(情報が最も充実しているバージョン=デスクトップPC版)と、サブセットバージョン(一部を省略したバージョン=スマホ版)を判断することは可能でしょう。

Q9) スマートフォン向けサイトのインデックスを効率化したい。XMLサイトマップは携帯用のもので良いのか?

Q9) スマートフォン用サイトはPCと同等に扱われるので、PC向けのXMLサイトマップで問題ありません。PC・スマホ双方を同一URLで管理している場合は、1つの(共通の)XMLサイトマップとなります。『Googleは、PCサイトとスマートフォンサイト(あるいは、iPhone UA に対してサーバが返してくるコンテンツを同等に扱う』という点を理解して下さい。これは同時に、Googleはクローリングしたサイトがどちら向けのサイトかを識別できないことも意味しています。

Q10) PCサイトの一部はスマホに対応させておらず、検索結果で該当するURLをクリックした時は自動的にスマホ用サイトトップにリダイレクトするようにしている。リダイレクトスキップにより、検索キーワードと関連性が低いページ(キーワードに合致するPC用ページではなく、スマホトップが出てくるから)にリンクされてしまうのか?

A10) その通りですが、「キーワード検索して、PCページをクリックしたつもりなのに、関連性が低いスマホ用トップページにリダイレクトされる」というのは、Googleの今回の発表とは関係なく、サイトの仕様によって(従来から)発生しているユーザエクスペリエンスの問題です。それが訪問者によって好ましくないと感じるなら、そのサイトの仕様を変更することをおすすめします。

Q11) PC対応サイトとスマホ対応サイトを別々のURLで運用している。スマホ対応サイトは、PC対応サイトで掲載している情報を大幅に省いた上で掲載している。たとえば、PC対応サイトにある情報が10掲載されているとしたら、スマホ対応サイトでは1~3程度しか掲載していない。この場合、両者を rel=canonical アノテーションで結んで関係性を明示することは問題がないのか。情報量に大きな違いがあるケースで canonical を使うのは、スパムに該当するのではないのか?

A11) 結論を先に述べますと、canonical の利用は適正です。問題がありません。

PC及びスマホ対応サイトがそれぞれ同様のカテゴリーを用意して構成されているのに、1つ1つのウェブページに掲載されている情報量が、デバイス対応ごとで大きく異なる場合があります。たとえば、ある大手自動車メーカーでEV(電気自動車)を紹介するページを見ると、PC対応サイトではEVの車種紹介だけでなくEVの技術的な仕組みや歴史など、豊富な情報を掲載しているのに対して、スマホ対応サイトではそれらを全て省き、該当車種の簡単な紹介と写真だけに留めているケースがありました。つまり、PC対応の情報がフルバージョン(情報量10)だとすると、スマホではその一部、サブセット版(情報量が9以下)が掲載されているような状況です。

rel=canonical は原則として「同一コンテンツのページに対して付与する正規化のためのアノテーション」ですから、本ケースのように、話題自体は同じでも情報量にかい離がある場合は厳密には”同一のコンテンツ”とはいえず、ここで正規化するのは適切ではないように思われます。

しかし、本ケースでのrel=canonicalアノテーションの利用は問題がありません。PC版サイトまたはフルバージョンのサイトと、スマホ版またはその他のデバイス対応サイトとの関係性を rel=canonical を用いて明示化する場合、ページの話題やトピックさえ合致していて、コンテンツがほんの一部分でも同一であるならばrel=canonicalの利用は許可されています(Googleに確認済)

従いまして改めて質問に対する回答を述べますと、スパムとは扱われず、かつ適正な利用シーンですので、rel=canonical アノテーションを使ってページの関係性を明らかにして下さい。

Q12) rel=caonnical や alternate のアノテーションを記述していないが、Google の検索結果(PCとスマホ)を見ると適切にインデックスが行われているように見える。わざわざ rel=canonical など面倒くさいコードを入れなくても良いのではないか?

A12) Google はウェブサイトの構造やコンテンツを分析して、アルゴリズムで自動的にPC対応サイト(またはフルバージョンのサイト)とスマホ対応サイト(またはサブセットバージョンのサイト)の関係性を捉えようとしています。しかしアルゴリズムによる自動分析・判定なので、100%サイト運営者の意向に沿った形で解釈されるわけではありません。

rel=canonical 及び alternate によるアノテーションの記述は、Google に対する提案です。サイト運営者が明確に関係性を伝えることで、Google にこの意向を理解してもらい、意向通りに処理してもらうように働きかけることができます。

SEOは、検索エンジンが解釈しやすいようにマシンリーダブル(machine readable)にすることは役割の1つです。きちんとサイトを適正に評価してもらいたいのであれば、rel=canonical による正規化を活用して、インデックスプロパティや関係性を適切に処理してもらうよう働き掛けることは、相応のメリットがあるのです。

新しい検索技術

未来のお話です。

Q13) 音声検索向けの最適化方法はあるのか?

A13) 一般のサイト運営者が現時点で特に考えることはありません。口語クエリが増えそうとか自然文検索が増えそうとか色々考えられますが、もうちょっと生活者の行動を観察してから考えても遅くありません。

Q14) カメラ撮影検索向けの最適化方法はあるのか?

A14) 一般のサイト運営者が現時点で対策できることは特にありません。将来を見据えて先に手を打っておくことはとても大切なことですが、妄想に基づく対策は時間の無駄です。もう少し検索エンジンが進化して、生活者の検索行動に変化が起きそうになってから十分に観察しても遅くありません。

Q15) アプリ検索の今後は?

A15) 数十万ものアプリが Google Play や AppStore に掲載されているにもかかわらず、スマホ利用者の多くが出会うのは、その中のほんの一部の人気アプリに過ぎません。これは Google Play や AppStore のアプリ紹介の仕組みや、それが有するアプリ検索技術の制約により、ユーザーが本来必要としているアプリを効率的に発見するための方法を提供できていないことに起因します。

アプリ検索において必要なことは、アプリ名称による検索だけでなく、そのアプリが提供する機能や役割、実現する事柄、あるいはアプリが内包するコンテンツそのものを検索できる仕組みを提供することです。しかし、Google や Microsoft が提供している検索技術では、アプリそのものを探すことは現状、容易ではありません。

現在、数多くのスタートアップ企業が、この問題 - アプリの発見性を改善する (App Discovery) - ための技術を開発しており、Microsoft は アプリ検索技術の Mimvi と資本提携を結ぶなどの動きに出ています。Google は現状、手をこまねいているわけですが、きっと近い将来、どこかの適当なスタートアップ企業を買収して、Google Play の検索機能を強化していくのではないかと予想されます。

アプリの検索発見性を高める手法として ASO (AppStore Optimization)が注目されていますが、Google や Microsoft の今後の動きによってその手法は大きく変化しそうです。

[UPDATE] 質問と回答がかみ合っていない箇所を修正しました。項目を追加しました。 (2012/01/09 14:20)

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