eコマースサイトが商品詳細ページを設計する際に、たとえば家電であれば製品仕様(スペック一覧)、食材であれば栄養成分表など、同一製品を扱っている他のeコマースサイトでも同じものが掲載されていそうな情報というのはあります。こうしたコンテンツを掲載することは重複コンテンツ扱いになるのか?
これは、その商品詳細ページにおける仕様一覧や栄養成分表などの各種スペック情報が占める割合とオリジナルコンテンツの比率に依存します。商品詳細ページというのは担当者の努力や熱意次第で、いかようにも深く掘り下げたコンテンツを作り上げることができます。たとえば楽天市場のネットショップを見ると、見た目が同じようなたこ焼きやお好み焼きでも、ショップによって全然違う見せ方やセールスをしているケースを探すことができるでしょう。
つまり、部分的に他サイトと同一の情報が掲載されていても全体としてユニークなコンテンツとして仕上げているのであれば問題ありません。逆に、スペック表をぺたっと張り付けただけで人の労力がかかっていないコンテンツを公開したら、それは検索結果には表示されないかもしれません。これは、"その、どこにでもある情報を掲載している"ページは検索上位に表示されるのにふさわしいか?を自分で考えれば自ずと出てくる答えでしょう。