米Google は2014年5月19日、モバイルフレンドリーなページ作成を支援する PageSpeed Insights をアップデートしたことを公式ブログで発表した。このツールはページを分析して改善項目を指摘してくれる。
同社によると、モバイルページの平均読み込み時間は7秒以上だが、PageSpeed Insights Tool やその読込速度改善施策に従うことにより、モバイルページ読込速度を改善することが可能という。ただし、たとえ読込速度を2秒まで短縮できたとしても、ページのテキストを読んだりページ操作する前に、ピンチズームや画面スクロールするなどで5秒を要するのであれば結局のところ、それは速いとは言えない。
新規に追加された推奨事項は、例えば「ビューポートを設定する」(width=device-width の使用)「コンテンツのサイズをビューポートに合わせる」(横スクロールではなく、縦スクロールを推奨)、「読みやすいフォント サイズを使用する」「タップ ターゲットのサイズを適切に調整する」「プラグインを使用しない」などが挙げられている。
PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
Making your site more mobile-friendly with PageSpeed Insights
http://googlewebmastercentral.blogspot.jp/2014/05/making-your-site-more-mobile-friendly.html
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どれもユーザーの立場でいえば、そうだよねという内容ですけれど、サイト開発側だとこういうところは気がつかないんですよね。