SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

Google、メッセージングアプリ Allo の提供を終了

米Google は2018年12月5日、同社のコミュニケーションツールの方針について公式ブログに記事を公開した。

2016年に公開されたアプリ Allo は最初に Google Assistant を搭載した。検索機能やアシスタント機能を搭載することで他社の類似アプリとの差別化を図り、チャットUIを通じてアシスタントにお願いして地域情報の検索やお店の予約、天気やスポーツ試合結果の取得などを可能としていた。しかしユーザーの支持は得られる利用は低迷していたようだ。同社によると Allo は2019年3月までサポートされ、ユーザーはメッセージ履歴をダウンロードできるという。一部の機能は Android端末搭載のメッセージングアプリに統合される。Hangouts は先日一部のメディアが報道していた通り終了するが、エンタープライズ向けのツールとして引き続き開発はけいぞくされる。

2005年に登場した Google Talk 以後、同社は長くメッセージング関連製品において苦戦している。しかし同領域をあきらめたわけではなく、引き続き同領域に投資していくとしている。

The latest on Messages, Allo, Duo and Hangouts

https://www.blog.google/products/messages/latest-messages-allo-duo-and-hangouts/

COPYRIGHT © 1997-2021 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ(お仕事の相談、講演依頼など)

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。