普段何気なく使っている検索エンジン。検索するときにちょっと一工夫することで、もっと効率的に情報が探せるようになります。
検索できない言葉を検索する方法
SEO や SEM に絡んでいない、いわゆる一般の方は、検索エンジンを「情報を探すこと」を主目的として利用しているわけです。だから、検索エンジンの全体的なシステムや技術そのものにはあまり詳しくないことでしょう。「とりあえず何かキーワード入れて検索すれば、何でもホームページが出てくるんでしょ?」と。そんな程度の理解です。
さてさて。検索エンジンはキーワードさえ入れれば何でも出てくると思われがちですが、ちょっとしたことですが知らないと「この情報が欲しいのにー!」といったものが探せないことがあります。
例えば、8月20日に現役女子高生ながら渋谷公会堂でワンマンライブを敢行してTVやメディアで話題になった川嶋あいさん(この話題がわからない方はこちらのニュース記事(スポーツ報知)参照。またはこちら(日刊スポーツ)。まだわからない方はこっちも)。このライブで自身が2人組デュオ「I WiSH」のボーカルであることを告白しましたが、その「I WiSH」 についての情報を集めようとした時。
検索エンジンはキーワードを入れればいいんだから・・・と、いつも使っている Google ( http://www.google.co.jp/ ) で検索をすると・・・・・。はい、検索ができませんね。実は 「I WiSH」 の 「I」 という文字はそのままでは検索できないのです。
なぜかというと、英語で "I" (私)や "the"、"http" "at" "of" "in" といった、日常的に使用されて、(世界に存在する英語で記述されたホームページの)全てに存在するような言葉を検索対象にしてしまうと、Google は皆さんに適切な検索結果を表示することができないのです。"I" という言葉で情報を絞り込む事ができないのですね。だから、どのホームページにも含まれているような言葉はそのままでは検索できないようになっているのです。
じゃ、「I WiSH」 という情報を探したい時はどうするか。それは " (ダブルクォーテーション)という記号を使えばいいのです。
普段みなさんは、検索エンジンの検索ボックスにそのままキーワードを入力していますが、こういった「探せない言葉」で検索をしたい時は
"I WiSH"
と、"" でキーワードを囲めばよいのです。ほら、これで検索することができましたね?
※筆者注:上の Google 検索 ボタンを押した時は、さらに「日本語のみの検索結果」を選択しないと、見つかりません)
こんな風に、"(キーワード" と囲むだけで今まで探せなかった情報も見つけられるようになるのです。