Yahoo!JAPANは10月2日、同社の検索サービスにおける検索結果ページのレイアウトを変更した事を発表した。
ヤフー株式会社はYahoo! JAPANで提供する検索サービスの検索結果ページレイアウトを変更した事を発表した。
Yahoo!JAPAN の検索結果は、Webサイト単位で表示する「サイト検索」と、ページ単位で表示する「ページ検索」の2つから構成されていた。サイト検索は Yahoo!JAPAN カテゴリーに登録されているWebサイトが検索対象で、ページ検索は Google のデータベースを利用していた。
従来、検索キーワードに対してサイト検索のデータベース内に該当するWebサイトがあれば、該当件数の数に関わらず「サイト検索」を一覧表示していた。この場合、ページ検索結果を見るためには画面上部に設けられていた「ページ検索」をクリックする必要があった。
今回のレイアウト変更により、もしサイト検索の該当件数が10件以下の場合は、同一ページ内に「サイト検索」の結果と「ページ検索」の結果の両方を表示することになった。この変更により、キーワードによっては検索サービス上で露出する機会が増えるWebページが増加することとなり、従来よりも Google へのSEO対策も重要になったといえる。
なお、その他の変更として、よりビジュアルに現地の情報を確認できるように寺社や遺跡、遊園地、動物園、水族館など、国内の観光名所の画像が約5,300件追加された。また、Yahoo!ミュージックで紹介しているアーティストなど著名人約1300人について検索した際に、公式サイトなどが表示される検索結果に加えて、現在発売中のアルバム・シングルなどの目録(ディスコグラフィー)や最新の音楽情報(ニュース)をあわせて表示される。
Yahoo! JAPAN、一部の検索結果ページをリニューアル [Yahoo!JAPAN Press Release]