米国のPPCプロバイダー、FindWhat.com が今月中に同社PPCのキーワードマッチオプション機能を強化、部分一致の拡張機能の実装を計画している。
FindWhat.com が今回新たに導入する新機能は IntelliMap (インテリマップ)と呼ばれる。これは広告主が登録したキーワード以外にも、スペルミスの同語や類義語、語順が違うだけのキーワード、関連語など、登録キーワードと関連性が高いキーワードで検索された時にも広告が表示されるようになる。どのキーワードとどのキーワードを関連づけるかは、FindWhat.com の技術とエディトリアルチームが消費者の検索行動を参考に決定する。
この IntelliMap は昨年10月に Google が導入した「部分一致の拡張」(expanded matching feature)と同等のキーワードマッチ拡張と考えてよい。IntelliMap のキーワードマッチ機能強化により、広告主はあらゆる関連語句を一字一句考えるというわずらわしい作業から解放されるとともに、より幅広い関連性の高いキーワードで広告が表示されることで多くのサーチトラフィックを獲得できると共により多くの消費者のアクションにつながられるようになる。
FindWhat.com 経営戦略副社長のJason Williams氏は今回の IntelliMap 導入について「我々の目的は広告主に最もコンバージョンが高く最高のペイパークリック広告ツールのセットを提供することだ」とコメントしている。また、検索会社 Did-it.com のチーフエグゼクティブ Kevin Lee氏は「どの検索エンジン会社も似通った目的を持っており、それは検索者の意図とマーケッターの意図を適合されることだ」という。
FindWhat.com to Expand Keyword Matching [DMNews]
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