米Converseon が検索エンジンにおける企業のデジタルブランドを管理するためのサービス SERMA (search engine reputation management service)を開始しました。SERMAは、企業名で検索した時に、その企業に関する的確な情報が検索結果の上位に表示されるようにするもの。
日本の例を用いてわかりやすく説明すると、企業名で検索した時にその企業の公式ページではなくて、その企業を批判する2ちゃんねるなどの掲示板やその他ブランドを傷つけるような情報が掲載されたWebページが表示されることがあります。こういったものを排除するのが SERMA です。
SERMA のようなブランド管理という観点からSEOを用いたサービスを提供しているのは、2000年頃からありますが、クライアント側にはこの考え方が理解されていない(説明しても理解してもらえない=先をゆきすぎている)ので積極的にこれを公表しているマーケティング会社はあまり見ませんね。私も過去にどこかの会社にこの概念を説明したことがありますが、担当者の方はピンとこなかったようです。
以前も書きましたが、SEOに関連する業務に関わっている方は、企業から「○○○のサイトを落としてくれ」といった相談を受けた経験があるでしょう。SERMA はそれを発展させたものです。
[Source]
Converseon Launches First-of-Its-Kind Search Engine Reputation Management Service